ホームページ開設のご案内

当社では、かねてより準備をすすめておりました、ホームページが完成し、ここに公開させて頂く運びとなりました。

 当社ウェブサイトでは、経営者の皆様が直接相談できるフォームや、経営に関してお役立てできる情報をブログで随時発信していく予定ですので、是非ご利用ください。

 今後も皆様のサービス向上のため、ホームページの改善やコンテンツ拡充に努めてまいります所存でございますので何卒よろしくお願い申し上げます。

ものづくり補助金 事業化状況・知的財産権等報告書について

ものづくり補助金受領後、補助事業年度終了後5年間、毎年「事業化状況・知的財産権等報告書」の提出を求められます。

 補助事業に関わる売上・収益等を報告し、一定の収益を上回ると、国庫に納付することになります。そのため、補助事業に関わる売上・収益をどのように算定するかは、とても気になるところです。

 例えば、新規で「コロナ対策用のアルコール」を製造するための専用機械を導入した場合、補助事業に関わる売上・収益は、「コロナ対策用のアルコール」に係る売上・収益を算出すれとよいので比較的単純です。

 しかし、工場全体に関わる機械(例えば、出荷する全ての製品を洗浄する機械)を導入した場合、補助事業に関わる売上・収益はどのように考え、どう算出すればよいのでしょうか?補助事業に関わる売上・収益を工場全体の売上・収益として算定した場合、あっという間に一定の収益を上回り、国庫に納付する可能性がでてきます。

 事務局に確認をしたところ、「その機械が全社の売上に貢献する度合を鑑みて、その割合を売上に乗じて算出をしてください。」という回答を得ました。例えば、その機械を導入したことで効率化された時間や、全社に占める消費電力といった基準を各社で判断し、それを用いて算出をするということになります。

 例えば電力を用いるのであれば、当該機械が占める消費電力が工場全体の10%を占めるのであれば、売上に10%を乗じて算出するということになります。

 効率化された時間を用いるのであれば、機械を導入することで5%時間を削減できたというのであれば、売上の5%を乗じて算出するということになります。

非常に簡便的なものになりますが、事務局に確認をしたところ、会社ごとに判断し理にかなっていれば問題ないということでした。

 当社は、武蔵野事務所を構えています。武蔵野エリア(西東京市、武蔵野市、三鷹市、小金井市、東久留米市、清瀬市、小平市、東大和市、立川市、国分市、府中市、武蔵村山市、昭島市、日野市)に密着して営業しておりますので、経営に関するお悩みがあればお気兼ねなくご相談ください。

自動車の現物出資の注意点

株式会社を設立する際に、経費を損金にできることや、資本金を増やすことを目的として、金銭の代わりに自動車を出資するケースを多くみかけます。

 現物出資額が500万円以下の場合、

 ・定款に現物出資の条項を加える

 ・調査報告書、財産引継書、資本金の額の計上に関する証明書を登記申請時に添付する

といった手続きだけなので、行政書士さんや司法書士さんにお願いをすれば、ほとんど手間はかかりません。

ただし、注意するポイントが2点あります。

ポイント1 名義変更の費用と手間について

車の名義変更に費用が発生することがあります。「環境性能割(旧自動車取得税)」といって車種や年代によって、残存価額の1%〜3%の金額が発生することになります。また、車の名義変更も陸運局で手続きが必要になりますので手間がかかります。

ポイント2 自動車保険について

保険会社の契約内容を変更する必要があります。特にこれまで無事故無違反で等級が高い方については要注意です。個人事業主の方が自動車を個人名義で所有していたものを法人名義に変更することになりますが、等級の継続ができなくなる可能性があります。また、法人名義の自動車保険を受託しない保険会社もあります。事前に保険会社に確認をすることをお勧めいたします。

以上2つのポイントも踏まえて、自動車を現物出資するか否をご検討ください。

当社は、武蔵野事務所を構えています。武蔵野エリア(西東京市、武蔵野市、三鷹市、小金井市、東久留米市、清瀬市、小平市、東大和市、立川市、国分市、府中市、武蔵村山市、昭島市、日野市)に密着して営業しておりますので、経営に関するお悩みがあればお気兼ねなくご相談ください。

事業再構築補助金 第1回公募の結果について

事業再構築補助金事務局より第一回の公募結果についての分析が公表されています。

https://jigyou-saikouchiku.jp/pdf/result/koubo_kekka_gaiyou01.pdf

分析結果について、以下におまとめいたします。

1.採択結果について

中小企業等

通常枠 申請要件を満たした申請件数14,783件 採択件数 5,092件 採択率:34%

特別枠 申請要件を満たした申請件数4,315件  採択件数 2,859件 採択率:66%

事業再構築補助金の対象要件として「事業計画を認定支援機関や金融機関と策定とし、一体となって事業再構築に取り組む中小企業等」が挙げられています。特に、通常枠については、認定支援機関や金融機関がサポートしている状況下で採択率34%であることから、精度の高い事業計画を策定することが求められるといえます。

2.申請金額と採択率の相関関係について

 一部の経営者様より、補助金額を高額(6,000万円)で申請すると採択されにくいのでは?というご質問を頂きました。

 以下の円グラフは、応募金額と採択金額の分布を示しています。

株式会社中小企業支援事務所

 

公募時点で、応募金額6,000万円以上の事業者様は全体の23%いましたが、採択時点で採択金額6,000万円以上の事業者様は全体の17%となっています。以上の結果から、公募時点から採択時点で6%減少していますが、6,000万円以上の申請額であっても、採択される可能性は十分あることが伺えます。

3.認定支援機関別の採択率の比較について

様々な士業が認定支援機関として事業再構築補助金のサポートをしていますが、士業別の採択率を以下におまとめいたします。

公認会計士  : 申請件数620件   採択件数216件 採択率34.8%

税理士    : 申請件数2,667件 採択件数816件 採択率30.6%

税理士法人  : 申請件数2,172件  採択件数727件 採択率33.5%

行政書士   : 申請件数101件  採択件数33件  採択率32.7%

中小企業診断士: 申請件数1,053件 採択件数515件 採択率48.9

 以上の結果から、中小企業診断士の採択率が他の士業に比べ14.1%18.4%高いことがわかります。

 当社は、2020年度ものづくり補助金、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金、2021年度事業再構築補助金 採択率100%の中小企業診断士がサポートさせていただきます。

当社は、武蔵野事務所を構えています。武蔵野エリア(西東京市、武蔵野市、三鷹市、小金井市、東久留米市、清瀬市、小平市、東大和市、立川市、国分市、府中市、武蔵村山市、昭島市、日野市)に密着して営業しておりますので、経営に関するお悩みがあればお気兼ねなくご相談ください。

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