【2022年】中小企業が使いたい補助金一覧|申請のリスクも理解しよう
中小企業経営にとって補助金は有利に働く制度です。
しかし、一体どの補助金を申請すれば良いのでしょうか?
実は、補助金制度にも事業や目的が明確ではないと、逆に重荷になってしまいます。
そこで今回の記事では、中小企業経営で役に立つ補助金を一覧にしてみました。
是非使える補助金は使っていただき、業務改善や生産性を向上させましょう!
もくじ
中小企業経営で使える補助金一覧
項目 | 最大補助金額 |
小規模事業者持続化補助 | 100万円 |
ものづくり補助金 | 3,000万円 |
事業再構築補助金 | 1.5億円 |
IT導入補助金 | 450万円 |
小規模事業者持続化補助|感染低リスクビジネス型
目的
感染リスクを低減するための支援を行います。特に対人接触を減らす取り組みが対象です。
補助上限額
100万円
補助率
3/4
対象者
従業員20名以下
更に詳しい情報はコチラをご覧ください。
活用事例
- 飲食店での注文用タッチパネルの導入
- ホテル業でのセルフチェックイン設備の導入等
ものづくり補助金{一般型・グローバル型
目的
制度や法律の変更に伴い、設備を導入せざるを得ない事業者に向けた支援です。更に、様々な製品開発や、新しい分野への挑戦を支援します。
補助上限額
通常枠:1,250万円
回復型賃上げ・雇用拡大枠:1,250万円
デジタル枠:1,250万円
グリーン枠:1,250万円
グローバル展開型: 3,000万円
補助率
通常枠:1/2(小規模事業者2/3)
回復型賃上げ・雇用拡大枠:2/3
デジタル枠:2/3
グリーン枠:2/3
グローバル展開型: 1/2(小規模事業者2/3)
対象者
組合関連、非関連の中小企業であること。
更に詳しい情報は公募要領の補助対象者をご覧ください。
活用事例
- 3Dプリンタの導入による開発技術の向上
- IoTの活用による人材育成強化と業務プロセス連携等
モノづくり補助金の事例はコチラのサイトでも確認が可能です。
事業再構築補助金
目的
新型コロナウイルスの打撃が大きい企業に対して、売上を回復させるための取り組みを支援する補助金です。
補助上限額
通常枠:8,000万円
最低賃金枠:回復再生応援枠:1,500万円
大規模賃金引上枠:1億円
グリーン枠:1.5億円
補助率
通常枠:中小2/3 中堅1/2
最低賃金枠:回復再生応援枠:中小3/4 中堅2/3
大規模賃金引上枠:中小2/3 中堅1/2
グリーン枠:中小1/2 中堅1/3
対象者
コロナウイルスにより、売上が減少している企業。
さらに詳しい対象者はコチラをご覧ください。
活用事例
IT導入補助金
目的
アナログをデジタルにすることで、業務効率を図り生産性を向上をさせるための支援です。
補助上限額
通常枠:450万円
低感染リスクビジネス枠:450万円
補助率
通常枠:1/2
低感染リスクビジネス枠:2/3
対象者
小規模事業者、中小企業は全て対象です。
更に詳しい情報はコチラをご覧ください。
活用事例
- クラウド型電子カルテの導入
- 請求書発行システムの導入等
その他活用事例はコチラをご覧ください。
ミラサポプラス
その他補助金の検索はこちらのミラサポPlusを活用出来ます。
補助金・給付金を簡単に調べる事が出来ますので、是非参考にしてみて下さい。
補助金制度を使う注意点
補助金は後払い
- 申請
- 採択
- 事業実施
- 経費申請
- 受け取り
この流れの補助金の受け取りが出来ます。
つまり実際に事業を行うに当たっての資金は自分で用意しなければならないということです。
資金繰りまでしっかり考慮しなければなりません。
申請の手間
申請書類の準備には時間がかかる場合があります。
補助金によって様々ですが、A4用紙10枚~15枚等、ボリュームがある補助金もあります。
申請書類作成の手間を省くには、最寄りの支援機関に相談することも有効です。
中小企業経営支援事務所でも、補助金申請のサポートをワンストップで行っております。是非お気軽にお声がけ下さい。
不採択のリスク
申請すれば誰でも受け取ることが出来るわけではありません。
手間暇かけて申請したにも関わらず不採択、というリスクがあります。
ただし、不採択の場合は不採択理由を分析し、次回の補助金申請の採択率を上げる事も出来ますので、是非採択に向けて挑戦してみて下さい。
まとめ
今回の記事では、中小企業経営で使える補助金一覧をご紹介しました。
- 持続化補助
- ものづくり補助金
- 事業再構築補助金
- IT導入補助金
上記以外はミラサポプラスで探すことをお勧めします。
補助金は中小企業経営にとって有利に働きます。しかし、使い方を間違えると重荷になるリスクもあることを理解しましょう。
自社をしっかり分析し、目的に沿った補助金を利用することで、事業を飛躍的に伸ばすことが可能です。
業績向上に向けて、是非上手に活用してください。