ワーケーション戦略に使える補助金3選|新規顧客獲得に向けた新しい取り組み

ワーケーションへの取り組みは進めていますか?

なんとなく言葉は聞いたことがあるけど、なんだかよく分からないしスルーしている、そんな状況ではないでしょうか?

サービス面の向上だけではなく、仕事環境を整えること、これも新規顧客獲得には欠かせない時代となりました。

コロナの影響による打撃が大きい中、観光地でのワーケーション戦略はこれからますます活発になることが予想されます。

地域を盛り上げるために積極的に補助金を支援している自治体もあります。

今回の記事では、ワーケーション設備を整えるために使える補助金3選とワーケーションを成功させる3つのポイントを解説します。

市場参入はまだまだ間に合います。現状打破し、新しいお客様を獲得しましょう!

ワーケーション設備に使える補助金3選

補助金一覧

補助金名最大補助額補助率
IT導入補助金450万円1/2、2/3
小規模事業者持続化補助金100万円2/3
高付加価値化事業1億円1/2・2/3

IT導入補助金

引用:IT導入補助金

補助金額と補助率

最大補助額 450万円

補助率(1/2、2/3)

想定される活用事例

Wifiルーターやプリンターの導入。
自動チェックイン設備の導入。

注意点

レンタルハードウェアのみ導入することは出来ません。

非対面化に向けたソフトウェアの導入や、セキュリティソフトの導入も併用して行う必要があります。

持続化補助金

引用元:小規模事業者持続化補助金

補助金額と補助率

最大補助額 100万円

補助率 2/3

想定される活用事例

宿泊施設の一部の改修を行い、コワーキングスペースの作成。

観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業

引用:地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業

補助金額と補助率

項目補助金額補助率
宿泊施設の高付加価値化改修1億円1/2・2/3
観光施設の改修500万円1/2
廃屋の撤去1億円1/2
公的施設の観光目的での利活用
のための民間活力の導入
2,000万円1/2
交通関連5,000万円1/2
実証実験1,000万円1/2

想定される活用事例

廃屋を撤去し、新たに飲食施設を建設。
ワーケーション環境設備導入のため、コワーキングスペースの導入。

ワーケーションを成功させるポイント

環境設備

通信環境

ワーケーションの普及は、テレワークの普及によるものです。

通信環境が良好でなければ、実現しません。

zoom等を利用したテレビ会議や打ち合わせも、ストレスなく出来る環境を構築しましょう。

セキュリティの強化

シュレッダー等の情報漏洩のセキュリティ対策があると、ご利用いただく方には安心感を与える事が出来ます。

活用出来る補助金

IT導入補助金

遊べる場所

飲食店以外の娯楽施設の検討

観光地のお店は、結構早く閉まるイメージはありませんか?

いくらくつろげる観光地とはいえ、毎日の仕事で使うならば、日常生活と同じ環境の提供も必要になります。

飲食店だけではなく、リフレッシュ出来る環境の提供で、滞在期間の延長が見込まれます。

この取り組みは、自分1人だけで行うことも難しいですよね。

地域一体となり、複数の事業者で取り組むことが出来る環境であれば、補助金が非常に有効活用出来ます。

それぞれの観光地に応じた施設の導入も検討してみてはいかがでしょうか?

活用できる補助金

観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事

コミュニティ

ワーケーションは、基本的に1人になりがちです。人と接する機会が必然的に少なくなります。

人と人を繋がりで、その観光地の温かみを感じてもらうことは非常に大切です。

例えば、単に近場の飲食店を紹介するだけはなく、

「〇〇ホテルの〇〇さんからの紹介で来ました。」

これならば、事業者側と利用者側も比較的早いスピードで溶け込むことが可能です。

このような事業者通しの繋がりの輪に、利用客も取り込んでいくことで、お店に入り込みやすく環境が出来上がります。

また、定期的なイベントの開催等も効果的といえるでしょう。

まとめ

今回の記事では、観光地や旅行先での売上減少で苦しむ中、ワーケーションという新しい取り組みによる復興の方法について解説しました。

環境を整えるための補助金

  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業

ワーケーションを目的とした宿泊施設の利用は、テレワークの普及によりますます増えてくると予想されます。

  • 通信環境やセキュリティ強化等の環境設備の導入
  • 遊べる場所の提供
  • コミュニティ作成

これらを通じ、より滞在しやすい環境を作ることで、長期でご利用なられる可能性が上がります。

単なる観光で楽しむ環境から、仕事も出来る長期滞在を目的とすることで、一般ユーザーのみならず、企業まで呼び込むことが可能となります。

是非、新しい宿泊施設の利用方法を試してみてはいかがでしょうか。

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