越境ECの運営は英語が出来なくても出来る!?壁を感じたらまずは行動
越境ECに興味はあるけど、英語が出来ないから踏み出せない。今から勉強する時間も無い。
そんなお悩みはありませんか?
実は越境ECは英語が出来なくても参入出来ます。
なぜなら今や越境EC支援サービスの普及、また中小企業経営支援事務所でも他言語サポートを行うなど、越境ECに対する支援やサポートが非常に充実してきているからです。
この記事では、越境ECがなかなか踏み切れない方、もう言葉の壁はありません。その理由と運営方法について、知っていきましょう。
もくじ
言語は手段
よく勘違いしてしまいがちなのは、英語が出来るから仕事や商売が出来る。
これは大きな勘違いです。
越境ECでも同じで、商品を販売するには市場を理解して分析するマーケティング力。顧客に対する正しい接客知識。
これらを踏まえて、プラスアルファの語学力となります。英語レベルは大したことないが、売上が好調という企業はたくさんあります。
そのような企業は一体どのように運営しているのでしょうか?
どれくらいの英語レベルで運営出来るのか?
ebayの調査によると、英語は基礎会社レベルで運営している企業が約7割を占めています。
一つの商品を文章で伝えるためには、ネイティブレベルの英語は必要が無いということです。
商品の説明を行う際には、いかにシンプルに、無駄な言葉を省いて伝える事の方が大事です。
中小企業経営支援事務所では言語に不安を感じている方の越境ECもサポートしています。まずはお気軽にご相談下さい。
商品説明と顧客対応
顧客とのやり取りは翻訳ツールの活用で
商品を販売していくと、顧客からの質問は必ず寄せられます。その内容は、最初はしっかり応えられるか不安に思うこともありますが、翻訳ツールを活用すれば十分対応可能なレベルです。
接客はパターン化する
運営を長く続けていれば寄せられる質問もある程度パターン化されることにも気付くはずです。よく寄せられる質問に対しては予め商品説明欄に記載するなどするとより親切なサイトとなります。
さらに接客を続けていけば自分の学びとなり、基礎会話レベルなら翻訳ツールを使わずに対応が出来るようになります。
運営サイトの翻訳方法
Google翻訳ツールの活用
無料の翻訳ツールの代表格はGoogle翻訳です。
Google翻訳は2016年にAIを導入してから、その精度は驚くほど向上しました。
現在では意味が伝わらないことがほとんどなくなるまでの精度となっています。越境ECのサイト準備の翻訳や、顧客対応で急遽翻訳しなければならない場合などには十分活用することが出来ます。
有料の機械翻訳
無料の機械翻訳よりも、さらに精度を上げたいと思う場合には、有料の機械翻訳サービスの活用も視野に入れてみましょう。
翻訳会社の活用
運営サイトの翻訳を機械翻訳のみで行うことに不安を感じる方も多いはずです。そこで翻訳会社を利用する手段も有効です。
多岐にわたるジャンルの取り扱いがあり、依頼するジャンルに特化した翻訳会社を選ぶようにしましょう。
翻訳会社を使う注意点
【納品日程】
翻訳会社は、その会社を通じて翻訳専門としたフリーランスへの依頼を行い、文章校正から確認までを行うため、納品に非常に時間を要します。
サイト作成までの期限は十分考慮して依頼するようにしましょう。
【高単価】
人が関与するため、機械翻訳よりも単価は高くなります。基本的には文字単価で計算する会社が多いため、自分で翻訳できる部分は自分で行い、出来る限りコスト削減していきましょう。
ポストエディットの活用
機械翻訳よりも高単価、人の翻訳よりも低単価というちょうど間のサービスです。
これは機械翻訳された文章を人が確認するという流れで、全ての文章を一から翻訳しないため割安になります。
最近ではポストエディットによる翻訳も主流となってきており、活用のシーンがあるからは是非参考にしてみて下さい。
まとめ
今回は越境ECを運営するために必要な英語力について解説しました。
結果としては基礎レベルの英語が出来れば全く問題がありません。
語学力はあくまで手段の一つに過ぎず、大切なことはその先にあるマーケティングや販売戦略です。
近年ではGoogle翻訳の精度向上や、優れた翻訳会社、ポストエディットのコストパフォーマンスの良いサービスの普及から、自分自身が英語が出来なくとも十分運営できる環境が整ってきました。
語学の壁に悩まされず、まずは一歩を踏み出してみる事が重要です。そしてその一歩は大きな可能性を広げることに繋がります。